荻須 高徳
おぎす たかのり Ogisu Takanori　(1883 - 1986)		→取り扱い作家一覧に戻る
大正・昭和期の洋画家。愛知県稲沢市出身。 佐伯祐三と同じく、画家として活動期間の大半をパリで過ごした。 初期の作品はヴラマンクとユトリロの影響が見受けられ、 パリの街角、店先などを荒々しいタッチで描いたものが多い。 その後、詩情漂うタッチで独自の画風を形成、 日本人離れした堅固な構成力で晩年までパリの街をのびやかに描いた。
略歴
1901年 愛知県稲沢市生まれ 1927年 東京美術学校卒業　佐伯祐三の影響を受ける 1934年 ジュネーブで初の個展 1940年 第2次大戦の為、帰国 1948年 日本人画家として、戦後初めて渡仏 1949年 モナコグランプリ受賞 1953年 ポピュリスト絵画賞受賞 1954年 毎日美術賞受賞 1956年 シュヴリエ・ド・レジオン・ドヌール勲章受章 1972年 中日文化賞受賞 1973年 メダイユ・ド・ヴェルメイユ授与 1981年 文化功労者となる　　 1986年 パリで死去、没後、文化勲章受章
代表作
『広告塔』（1928） 『サン・タンドレ・デザール広場』（1938） 『モンマルトル裏』
			《修道院》
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